人生で一番大きな買い物と言っても過言ではないお家の購入。
これまでおかげさまで沢山のお客様のお家探しにご一緒させていただいております。
その中で、自分たちの希望に合ったお家と出会い、新しい生活へ進まれていく姿をたくさん見届けてきました。
ただその一方で、お家を買いたい気持ちはあるのに、なかなか決められない。
そのような方も一定数おられるのが現状です。
その方々の中には、何が正解かわからなくなったり、心身的にも疲れてしまったりと、
お家探し自体からフェードアウトしていってしまう方もおられました。
本来であれば、より良い生活に向けて楽しくワクワクできるお家探しなのに、
なぜこのような状況になってしまうのか?
今回は、その理由ともなる、
物件が決まらない方の特徴について、これまでの経験からその中から厳選して4つまとめてました。
冒頭にも書かせていただきましたが、
物件を見れば見るほど決められないという方は多いのではないでしょうか。
「家を購入したいけど、なかなか物件を決められない」と悩んでいる方は、
自分がどれかに当てはまっていないか、ぜひ一度チェックしてみてください!
🔳気になる物件が複数ある
気になる物件が複数ある場合、何を基準に選べば良いのか悩んでしまいますよね。
これは逆をいうと、まだまだ自分たちの希望条件が整理できていない状況とも言えます。
この場合は、お家の購入を決める上で “自分たちが叶えたいこと” 優先したいポイント” を
改めて書き出してみましょう。
ご夫婦で探されている場合は、ぜひそれぞれの希望条件を優先順位をつけて書き出し、
それを見せ合ってみてください。
意外と優先したいポイントが異なることに気付けるかもしれません。
それをもとに、改めて優先順位が低い順に切り捨てていけば、物件数は自ずと絞られていきます。
🔳夫婦の意見がまとまっていない
夫婦で一緒に探している場合は、事前にお2人の希望をしっかり擦り合わせておかないと、
物件を見に行くたびに意見がぶつかってしまい、結局意見が合わず決まらないということが起こります。
お2人の希望すべてが叶うお家を見つけ出すことはほぼ不可能といえます。
お家を購入するにあたり、お互いに歩み寄れるポイントを明確にしておきましょう。
🔳予算と希望条件が釣り合っていない
希望条件を増やすごとに、物件価格も高くなっていく傾向にあります。
限られた予算ですべての希望条件を満たすことは難しいので、予算が限られている場合は、
優先順位の低い希望条件については、一旦はバッサリと諦めてみましょう。
感覚的には、希望条件のなかで優先順位2位か3位までは揃っていて、
たまたま選んだその物件に6位とか7位の条件も入ってたというイメージです。
優先順位低めの条件に関しては、おまけ感覚で付いてきたらラッキー。
それぐらいの気持ちで望みましょう。
🔳気に入っていた物件を他の人に購入された
「いいなと思っている物件があったのに、悩んでいるうちに他の方に購入されてしまった」
という経験はないでしょうか。
自分が「いいな」と思った物件は、高確率で他の方から見ても魅力的な物件であることが多いです。
ですので、気になる物件を見つけた場合は、 “すばやく手を打つこと” も重要です。
そうこう悩んでる間に、知らぬ間に売れてしまっていたということは本当に頻繁に起こっており、
そのことをセールストーク抜きでお客様にはお伝えするのですが、なかなかそのタイミングでは伝わらず、
後からあの時決断できてたら良かったですと後悔されるお客様にもよく遭遇します。
こちらも押しすぎることでポジショントークに映ってしまうのも避けたいので、
この塩梅をなかなか上手く伝えられず、いつも歯痒い気持ちになります。
プライベートで通販サイトで服やキャンプグッズを買ったりするのですが、
「カートに商品を入れていたのに、あーだこーだ悩んでる間に気づいたら在庫がなくなっていた。。。」
こういうことが頻繁に起こり、毎回ショックを受け、あの時すぐ買っていたら良かったと後悔しています。
モノゴトの大小はありますが、この事例が身近で最近は伝わりやすいかなぁと思っております。
これがお家となると、再入荷もなければ、一点モノなので復刻や再販などの可能性はゼロです。
このようなパターンにならないように、すぐに決断するための事前リサーチや事前準備を
一緒に進めていけたらと思います。
長文になりましたが、今回は「物件が決まらない方の特徴」についてまとめてみました。
思い当たる部分はありましたでしょうか?
もし当てはまっている方がおられましたら、是非一度立ち止まり、
もう一度当初の動機や想いを思い返してみてください。